テレビなど見ない

 10代の一時期はかなりのTVっ子だったけど、最近はめっきりテレビを見なくなった。定期的に見てるものといえば、NHKのニュースと『芋たこ南京』とフジTVの日曜昼の『ザ・ノンフィクション』くらいなもん。あとは、映画館で映画を見、気が向いたらスカパーで気になった番組を見る程度。(テレビのように一方的に流されるんじゃなく、自分の好きな映画とか番組とかHPを探しだしてチェックするのって結構楽しかったりする[:女:] ) 映画を観るようになったらドラマっていうもんを観れなくなったし。昔はミーハー的な感覚でTVドラマをいつも楽しみにして見てたけど、ある程度分別がつくようになったら「こんなこと現実には起こるはずない!きれいすぎ!極端すぎ!分かりやす過ぎ!!」と思うようになって、いっきにドラマ(をはじめTV全般)を見る眼が冷たくなった。最近じゃ、白々しいトレンディドラマ(死語?)みたいなのよりも「土曜ワイドショー」とか大河ドラマなんかのほうが安心して見てられるよね〜、とか思う。[:猫:] (・・感覚が完全におっさん?) まぁ、でもみんなそんなもんなんでしょうか?
 あと、正月前に映画の『武士の一分』を観に行ったんだけど、あれもTV局のスポンサーでTV俳優が主演だったせいか、なんだかどうにも安っぽく見えてしまって私的には「ちょっとなぁ・・」という感じだった。第一の感想は「キムタクからすっぽりとオーラが消えてる・・」ってことだったけど、時代設定とかテーマとか女優さんはよかったのに、その他は「・・・」。完全に現代の人から見た江戸時代、武士道みたいな視点になってて、「泣ける」っていう方向に強引にもっていってたような気がした。(あくまで私にはそう見えたということだけど。) でもまぁ、そういうふうに見えるようになったってことは以前に増して私に「審美眼」のようなものが付いた・・と言えなくもないし、自分としては喜んどく・・べき??