自然回帰

 最近やたらに田舎や神社、寺めぐりに行きたくて仕方ない。特に今この季節行きたいのは、岐阜の白川郷。(世界遺産に指定されてる、藁葺屋根の家並みが美しい村。) こないだ偶然写真をみた瞬間からもう行ってみたくてたまらない。とにかく村全体の景観がきれいで、中世的というか俗に言う「日本の原風景」って感じですごく心惹かれる。別に「美しい日本の私」に突然目覚めたというわけでもないんだけど、最近自然と国内の名所とか文化遺産なんかに目がいく。音楽でも最近ロックがダメで、わざわざ借りてきて聴いてても「なんかうるさいッ!」とか思ったりするから、いろいろ感覚が落ち着いたというか老けたのかもしれない。でもまぁ日本には老人文化(地味だけど味のあるわびさびとか)があるんだからそれを楽しまないのは単純にもったいないわけで、そんな自分もけっこう悪くないと思ってる今日このごろ。正月には実家に帰って初詣がてら吉野神宮長谷寺を回る予定なんで、それが今のささやかな楽しみ。